【番外編:教育実習編その1】事前準備でしておくべき3つのこと
おはこんばんちわ。記事の更新が久しぶりになってしまいました。というもの、実は私、教育実習をこの期間していてブログどころではありませんでした汗
ということで、教育実習を控えている方に向けて、または教職を考えている方に向けて、教育実習についてのレポートをできたらなと思っています!今回は、事前準備編です!ちなみに、私は英語科の教育免許を取得見込みで教育実習は都内の私立高校に2週間赴きました!
[もくじ]
事前打ち合わせ
教育実習の準備の第一歩は実習校の指導教員との打ち合わせから始まります。これがないと、なにを準備しておけばいいかすら定まりません。事前打ち合わせは実習開始の大体2~4週間に行われます。
事前打ち合わせでは、以下のことを最低限確認できればと思います!
授業について
・指導予定の教科(英語表現?コミュニケーション英語?)
・指導予定の範囲(どこのLesson?文法項目は?)
・使用している教材(教科書、補助教材、使用プリント、単語帳など)
・範囲部分の先生用のTeaching Material のコピー
生徒について
・担当の学年/クラス
・担任クラスの名簿(できれば顔写真付き)
主に、授業についてと、生徒についてという2つのカテゴリーで合計6つです。私が打ち合わせの時にも、主にこれらについて話し合いました。実習を終えて振り返っても、これくらい確認できていれば最低限問題ないと思います。
教材研究
さて、範囲も把握したら、次は教材研究です。
とりあえずしておきたいこと
・教科書の文または問題をすべて目を通し、理解する。できれば全部暗記するまで読み込む。
・必要であれば、わからないところを調べる。
出来ればこれらも
・Teaching Materialを読み込む。
・コミュニケーション英語の場合は、教科書に出てくる文章の元の文章(論文や雑誌など)を調べ、読んでおき、背景知識を付ける。
さらに余裕があれば
・授業中に話せるエピソードなんかを考えておく。
(例:留学先や、海外旅行先での経験など)
・どんな質問が来ても、対応できるようにしておく。
(例:なぜcannotはくっつける?なぜgoの過去形はgoedではないの?など)
もし、自分の英語力(他の科目ならその科目の知識や能力)が足りていないと思うのであれば、この時期を使ってせめても穴を埋められるように勉強しておきましょう。教える側があたふたしていては授業どころではありません。
生徒を覚える
そして、この準備の期間には、もし生徒の顔写真つきの名簿があれば、生徒の顔と名前を覚える作業を始めた方がいいです。ただ授業をするだけが教師の仕事ではないですから、生徒のことについて、知っておくのにこしたことはありません。
私も全員覚えてから行きましたが、生徒は名前を覚えられているだけで、とても喜び、距離が一気に縮まりました。また、授業中にも座席表を見ずに指名できるので、授業の効率も上がります。
おまけ
最後に、教育実習を迎えるにあたっての心構えについて簡単にコメントできればと思います。ご存知かもしれませんが、担当教員の先生はみなさんボランティアです。ただでさえお忙しいところ、わざわざプラスアルファで私たちの面倒を見てくださいます。なので、このことを頭に入れて、くれぐれも失礼のないように、そして感謝の心を忘れずに接しましょう。また、進路について訊かれることがあるかもしれません。私を含め、もし教職につかないのであったとしても、可能な限り、「教職に就く予定です!」と言っておくべきです。先生方だって、教員を養成するためにボランティアをして下さるのですから、教員にならない人に対して、そのボランティアをやりたいとは、思いませんよね?
以上で、今回の【教育実習の事前準備でしておくべき3つのこと】についての記事を終わります。事前準備からやることが多いですが、実習が始まってからはもっと大変です。始まってからの負担を減らすため、そしてより充実した実習にするため、時間があるうちにやれることから手を付けていきましょう!
実習が近づくにつれて、不安が多くなると思います。何か準備しておくだけでも、その不安が軽減されるはずです。少しずつ頑張りましょう!