ももんが空港

~海外留学・海外旅行を志す人への道しるべ~

旅ブログ 【大陸部東南アジア編】バンコクからシェムリアップまで

 おはこんばんちわ!今回は、私が実際に過去にした旅について紹介できればと思います!


このシリーズはラフな感じで投稿できればと思います(*’▽’)
*今回は長めに記事になっています。

 

さて、第一弾として、私は初めて海外一人旅をしたタイ・カンボジア・ベトナムのお話をしようと思います。このパートでは、タイのバンコクからカンボジアシェムリアップまでの行き方を交えつつ、紹介できればと思います。シェムリアップというとあまり馴染みのない地名かも知れませんが、世界遺産アンコールワットがある場所としてカンボジアで最も有名なスポットの一つです。

 

お話のはじめにこの区間の移動を考えている方へ、要点を絞ってお伝えすることとして...

 

1)タイ・バンコクからカンボジアシェムリアップに陸路(バス)で行く場合、バンコク市内の北バスターミナルを利用する。

 

2)所要時間は約9時間。値段は750バーツ。(約¥2,500)

 

3)タイ・カンボジアの国境を渡る際に顔写真&米ドルまたはバーツは必須。

 

4)東南アジアでタクシー使うならGrabかUber

 

 旅の始まり

まず、この旅のはじまりはシンガポール。というのも、私がシンガポールに留学していたときに行った旅であるからです。本来であれば、現地でできた唯一の日本人の友達と行くはずでしたが、彼が腹痛を患い、一人でいくことになりました。

 

チャンギ空港をタイ・エアアジアで22:45に出発し、バンコクのドムンアン空港(バンコクLCC主要空港)に到着したころには日付も変わる深夜。

 

この便ではもちろん、日本人は私一人だったので心細い中、タイ語の独特なトーンが響き渡ることで印象的なドムンアン空港に、ただ一人。当初はこのまま空港泊をし、朝まで待機している予定でした。しかし、初めてのぼっち空港泊の孤独に耐えきれず、AM3時半ごろには空港をでる決心をしました。

 

予定では、午前中にバンコクのバスターミナルを出て、その日のうちにカンボジアに入国することが目標でした。(いや、タイの滞在時間少なw)

 

情報によると、バンコクには3つのバスターミナルがありますが(北・東・南)、今回は北バスターミナル(別名Mo Chit)を利用しました。バスターミナルまでは、深夜ということもあったので、タクシーを利用しました。タクシーといっても「Grab」というアプリを使っての移動です。ぼったくられる心配もないので、東南アジアでタクシーを利用するのであればこれかUberがおススメです。

 
バンコクのバスターミナル

かくして北バスターミナルについた私ですが、まずその大きさに驚愕します。思っていたよりずっと大きなターミナルだったのです。日本で言うと、新幹線が止まる駅くらいの大きさがありました。「これがタイなのっ。なめてたわ。」というのが心の声です。

 

バンコク北バスターミナル(Mo Chit)

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さて、肝心のチケットですが、当日カウンターで買うことができました。バスターミナル内には多くのカウンターがあり、それぞれのカウンターで異なる行き先のバスチケットが売られていました。カウンターの看板にも行き先はありますが、もし「SIEMREAP」の文字がみつからなければ、INFORMATIONのカウンターの方に聞けば、案内してくれます。とは言え、私が話しかけた方は英語があまり話せないかただったので、”SIEMREAP”、”CAMBODIA”という言葉とジェスチャーでなんとかコミュニケーションを取りました。(いや~旅って感じですね~笑)

 

さて、トランスポート社のカウンターで、旅の料金は750バーツ。なんとカード払いもOKでした。私はどうしてもその日のうちにカンボジア入りしたかったので、9:00出発のバスを予約しました。とはいえ、購入時はまだ日が昇りかけたころだったので、残りの数時間当たりをぶらぶらすることにしました。

 

トランスポート社のカウンター

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購入したチケット。ほぼタイ語

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バスターミナルの周りは基本的の大きな道路に囲まれています。高速道路のように太い道路が大きく広がり、近くにまた別の小さなバスターミナルがあり、その奥に大きな公園のような広場があります。まだ朝早かったからなのか、中には入れなかったので、バスターミナルの反対側を今度は探検することに。

 

すると、市場が広がっていました。サテーなどのごはん系はもちろん、携帯電話や洋服などが売られていて、活気にあふれていました。私も何か購入したかったのですが、バーツをもっていなかったため、あきらめました。(これがこの後の悪夢へ繋がります笑)

 

市場の一部

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さて、まだ時間もあったので、今度はバスターミナルの中を探索。実はバスターミナルは複数階あり、上の階にもチケット売り場がありました。客層は7割が東南アジア系の方、3割が欧米のバックパッカーでした。まだ7時ごろということもあり、みんな椅子でウトウトしていました。

 

バスターミナルの中には、セブンイレブンやマッサージ店、食堂もあり、かなり必要品は買えるようになっていました。私も、食堂の席をお借りして、シンガポールから持ってきたお菓子を食べることにしました。

 

そして、そろそろ9:00ということで、バス乗り場106番へと向かいます。乗り場には既にバスが到着していて、乗客が荷物をトランクに入れていました。バスの外観は思ったよりも立派で、乗り込んでみると、席も申し分ありませんでした。

 

乗り場106

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乗客の8~9割が白人のバックパッカーで、車内は英語やフランス語が飛び交っていました。面白いことに、バスのTVでは日本の映画「ピーチガール」のタイ語吹き替え版も放送され、和やかなムードの中、9:11にバスが発車しました。出発前には、お水とパンが配られ、私も上機嫌でした。ちなみにこの時、私の隣は空席でした。

 

バスのお出まし

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配られた水とパン

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途中一度休憩を挟んで、トイレを済ませたところで、私の隣の席に一人の男性が座ってきました。どうやら、私の後ろ2席に座っていたかたの連れらしく、ここに座りたいと英語で言ってきたのです。私は警戒しながらも、それを承諾しました。

 

話をしていると、この男性はフィリピン人で、カンボジアに教育系のボランティアをしに行くんだとか。以外にも会話が弾み、バスはあっという間にカンボジアの国境の「POIPET」という町へ。フィリピンの方の助けもあり、一緒に国境を超えることに。陸路国境越えは初めてではないものの、緊張する私。なんたって、カンボジアはVISAが必要なのだから。そして、これが大問題になります。

 

国境についた!

通常、VISAを持っていなくても、その場で申請はできます。顔写真+フォームを記入+お金があれば。そう、このお金というのがポイントだったのです。顔写真については事前の調査で準備していたのですが、お金についてはそこではバーツ(タイの通貨)とUSドル(カンボジアの通貨)しか扱ってませんでした。私は…シンガポールドルしかもっていなかったのです。しかも、あたりに探せど探せどATMは見つからず、シンガポールドルを換金してくれる換金所すらありませんでした。「つんだ。」そう思いました。結局、国境の係の方に逆闇レートで換金。VISA発行手数料30$に加えて、数千円を失う羽目に。しかしこのお金シンガポールドルしかないアピールが実り、多くの観光客が払わされていた謎の手数料100バーツは免れることができました。

みなさんも海外に行く際には数千円は最低でも行く前に準備しておきましょう。特に陸路の場合は。

国境につくとみんな一斉にバスを降りて歩き始めますが、前の人に続いて歩けば一人でも取り残されることはないと思います。

 

 

なんとかVISAを発行できましたが、申し訳ないことに、バスのみんなをずーーっと待たせていました。バスに乗ったとたん、”I’m really sorry for keeping you wait for me.” と言い、また席に戻りました。日本人の株下げたかな、なんて不安が頭をよぎりました。

 

しかし、ここまで来てしまえば。もう問題はありません。途中、もう一回ごはんがでてきたり(今度はピリ辛の肉丼みたいなもの)、トイレから水が逆流し、悪臭問題が発生したり、前の白人がいちゃつきだしたりといろいろありましたが、18時ごろ、無事カンボジアシェムリアップに到着。

 

2回目のごはん

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バスはシェムリアップ内の事務所のようなところに泊まり、トゥクトゥク(バイクタクシー)の客引きの嵐。ここでもまたハプニング発生でしたがそれはまた今度の話。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。次回は【世界遺産アンコールワット編】です。お楽しみに!